作業工程

①草刈り＆根の除去

雑草を刈り取ったのち、土壌を耕して根を極力取り除きます

②土壌改良・整地

水はけを良くしたり、芝が育ちやすいように土壌改良をした後、水勾配を考慮して整地をします

③芝張り

整地した面に芝を敷き詰めます。関東の気候に適した芝はヒメコウライ芝ですが、ご希望で、TM-9などの芝もご用意できます。

④最終仕上げ

芝を張った後、芝の栄養となる目土を撒いて転圧します。最後に散水をして完成です。張ってから1週間後ぐらいに肥料をあげると根の活着もしやすくなります。また、芝が根付く1か月ぐらいは立ち入らずに、乾かないよう水やりにも注意してください。

TM-9とは

自動車で有名なトヨタ自動車が開発した登録品種の芝で、省管理型コウライシバと言われています。通常の芝は５～６月は月２回ぐらい、夏場は週１回ぐらいの頻度で芝刈りをしなければいけなく、綺麗に保つには維持管理が大変です。そんなデメリットを軽減するために開発されたのがTM-9です。特徴として、従来の芝に比べて成長が遅く、年１～２回の芝刈りをすれば良いとされています。「芝庭には憧れるけど、管理を考えると面倒」という方にはぜひおすすめです。

芝張りの適期

関東では３月中旬～５月下旬、もしくは9月下旬～10月初めごろが、芝張りの適期です。夏場は、張っても根付く前に乾燥して枯れてしまいます。気温が低下して、霜が降りる冬も、芝張りには不向きです。適期を選んで張っても、根付くまでは水やりが肝心です。